楽天GOLDが完全無料化！最大1GBまでタダで容量UP可能に！

2015年1月1日より、楽天GOLDの利用料金が変更になりました。これまでは100MBまで無料で利用することができましたが、それ以上容量を追加するとなると+100MBごとに月額5,000円の追加料金が必要でした。それが最大1GBまで月額利用料なしで容量アップ出来るようになり、実質「完全無料化」となりました。

完全無料だとすると「楽天GOLDを最大限に活用しなければ、損！」。ということで、今回は楽天GOLDの概要と活用法について見ていきたいと思います。

楽天GOLDを利用すると、R-Storefrontだけでは実現できなかった様々な「表現」が可能となります。いくつかその活用法についてご紹介いたします。

店舗トップページ、商品の特集ページ、スマホ向けの自作ページなどHTML編集ソフトで作成したファイルをそのままアップ＆店舗ページとして表示することができます。スタイルシートやjavaスクリプトなども利用可能なので、効率よくページをデザイン＆編集することができます。

現在、楽天市場内で定価と売価を同時に表示する、いわゆる「二重価格表示」をするためには、元値を証明する素材（エビデンス）が必要となります。エビデンスの掲載方法は何パターンかありますが、最もメジャーな方法は定価が表示された「PDF形式のメーカーカタログを掲載する」方法と、「メーカーサイトの商品紹介ページのキャプチャ画像を掲載する」方法です。

R-CabinetへはPDFファイルをアップすることはできませんでしたが、楽天GOLDへはアップすることができます。その機能を活用すると効率よく商品ページにエビデンスを表示することができます。

例えば、メーカーのカタログに載っている商品を100点、ページへ掲載するとします。そして、それらすべての商品の元値を「カタログに掲載されている定価（メーカー希望小売価格）」に設定するとします。その場合、掲載商品の定価が載っているPDF形式のファイルがアップされていれば、そのファイルのリンク先をエビデンスとして設定すれば作業は完了です。100商品のエビデンスのリンク先はすべて共通なので、あとは同じHTMLタグを商品ページへコピー＆ペーストすればOKです。1商品ごとに別々のファイルを用意してアップするより、かなり効率よくエビデンスの設定を行うことが出来ます。

また、R-Cabinetはアップできる画像サイズ（横1600×縦1200pixelまで）と容量（2000KBまで）に上限がありますが、楽天GOLDには上限がありません。時として、PDF形式のカタログが確保できなかった場合など、エビデンスとしてメーカーサイトの商品ページのキャプチャ画像が必要になることもあります。メーカーサイトのキャプチャ画像をエビデンスとして利用する場合は、出所が証明できるように原則としてページ全体をキャプチャする必要があります。商品によりますが、ページ全体をキャプチャするとなると画像ファイルのサイズや容量がR-Cabinetの上限に達してアップできない可能性も出てきます。そんな場合でも楽天GOLDであれば問題なくアップ可能です。

楽天GOLDは常時接続されたディスクスペースなので、日本国内からであれば、全国どこからでもアクセス可能です。例えば、会社で編集途中の画像やHTMLファイルをサーバーにアップしておき、家や外出先、出張先からダウンロードして編集することも可能です。昨今、凄まじい勢いで普及しているクラウドサービスに似たような使い方が可能です。

また、メルマガをHTML形式で作成しているならば、そのバックナンバーをサーバーにためておくことも可能です。あとでメルマガをじっくりと見たいというお客様のニーズが多いようであれば、メルマガバックナンバーの特設ページを作っておき、そのURLをページ上で公開しておくと、メルマガコンテンツのライフサイクルが伸びる可能性もあります。（メルマガのバックナンバーに関しては、店長ブログを活用する方法もあります。。。）