楽天ショップオブザイヤーの選考基準と受賞メリット
楽天市場では、毎年、各ジャンルで優秀な成績を残した店舗上位3店舗を「楽天ショップオブザイヤー」として表彰しています。大賞1店舗、ジャンル賞2店舗の合計3店舗がそれぞれのジャンルより選ばれ、楽天出店店舗、約4万店舗の中から特別賞を含め約100店舗が毎年、選出されています。
ショップオブザイヤーを受賞した店舗には、店舗ページ内やメルマガ等で利用可能な受賞エンブレム(利用有効期限は約1年間)、受賞店舗限定の研修旅行、特別無料広告枠などの副賞が与えられます。何と言ってもショップオブザイヤー受賞によって、消費者の店舗に対する信頼が高まるということは受賞最大のメリットと言っても過言ではありません。
毎年、授賞式が行われるショップオブザイヤーですが、その選考基準につきましては秘密のベールに包まれている部分が多いです。どのような基準で毎年各店舗が選ばれているのでしょうか?どうすれば受賞できる可能性が広がるのでしょうか?今回は、その選考基準に関するお話です。
選考基準について
楽天ショップオブザイヤーの主な選考基準については、以下の項目が挙げられます。
1.流通総額
2.売上成長率(昨年対比)
3.注文件数
4.投票数
5.店舗レビュー(総合評価)
6.その他
各項目を詳しく説明していきますと、、
流通総額
毎年、12月〜11月までの1年間の売上高を示します。登録ジャンル内での売り上げ順位が高ければ高いほど、ショップオブザイヤー受賞の可能性は高くなります。受賞を狙うのであれば、年間の流通総額が上位5店舗の中にはランクインしていたいところです。
売上成長率
昨年対比の売り上げ成長率を示します。ショップオブザイヤーを受賞するためには、年間の売り上げが昨年対比でプラス成長している必要があります。年間を通じて売り上げ成長率がマイナスの場合は、いくら流通総額が高くとも選考基準から外れてしまう場合があります。
注文件数
楽 天市場では、より多くのお客様から利用されていることが評価基準としてプラスに働きます。例えば、売り上げが100万円だったとした場合、100万円の商 品が1つ売れた場合と、10万円の商品が10個売れた場合だと、後者の方が評価されます。「注文件数が多い店舗=お客様に支持されている店舗」と見なされ るのです。
投票数
毎年、10月末〜11月末の約1ヶ月間、ショップオブザイヤーの 投票期間が設けられます。「この店はショップオブザイヤーに相応しいお店」と判断した場合、お客様はその店舗を「投票」という形で推薦することができま す。その投票数が多ければ多いほど、お客様に支持されている店と見なされ、受賞に有利に働きます。
なお、投票を投げかける上で「投票すると景品が当たる!」「投票した暁にはセールを開催する!」「投票すると送料無料!」など、投票したお客様に恩恵を与えるような条件を告知することはNGとなりますのでご注意ください。
店舗レビュー(総合評価)
店舗を利用したお客様が、そのお店の商品や対応を評価する「店舗レビュー」。この総合評価が高ければ高いほど「良い店舗」と見なされます。ショップオブザイ ヤーを目指すのであれば、最低でも総合評価4.0以上は目指したいところです。(推奨4.3以上)なお、総合評価が高くとも、レビューの件数が著しく少な い場合は評価に値しない場合があります。件数と評価点数をバランスよく獲得する必要があります。
その他
上 記以外にも、何点か細かい条件いくつかあります。例えば、「お客さんからのクレーム(お客さんから楽天市場への店舗に関するクレーム)が少ない」「毎月の システム利用料をちゃんと払っている(支払い期限厳守)」「模倣品(ニセモノ)の取扱を行っていない」など、楽天市場の利用規約に違反する場合、お客さん からのクレームが多い場合は、条件をクリアしている場合でも選考から外れる場合があります。
上記選考基準をまとめると、、
*所属ジャンル内で流通総額が上位に入っていること
*年間の売り上げが昨年対比でプラスであること
*注文件数が多いこと
*投票数が多いこと
*店舗レビューが多く、かつ、評価が最低でも4.0以上であること(推奨4.3以上)
*その他、楽天市場の利用規約を遵守していること
となります。
こ れらの選考基準をすべてクリアすることで、ショップオブザイヤー受賞の可能性が高くなります。なお、上記基準の中で最も重要視されることは「流通総額が上 位であること」と「昨年対比でプラス成長であること」の2点です。最低でもこの2点はクリアできていないと、他の基準をクリアしていたとしても選考から外 れる場合もあります。
すなわち、年間の流通総額が登録ジャンル内で1位だったとしても、昨年対比で成長率がマイナスであれば、候補 から外れる可能性が出てきます。言い換えると、上位店舗の流通総額が軒並み昨年対比でマイナスだったとしたら、その下のポジションの店舗にも受賞の権利が 発生するといいうことです。(仮に年間での流通総額がジャンル内で6番目だったとしても、上位5店舗が昨年対比でマイナス成長だとした場合、6位の店舗で も受賞できる可能性が広がるということです。)
その他、楽天側独自の評価基準もいくつか存在することは否めませんが、受賞している店舗はいずれの基準もクリアしている場合が多いことは確かです。
「今年こそはショップオブザイヤーを受賞してみたい!」とお考えの方は、ぜひ、上記6つの条件を参考にしてください!
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