Web制作はカテゴリ分けで決まる。さらにECでは大切な事(後半)
メニュー作成が、情報設計の基本
前回は情報設計、Web制作分野でよく使われている言葉で言うとIA(インフォメーションアーキテクト)の概略について見ていきました。具体的にIAとは何をするのか? と言うと、情報のカテゴリ分けをして、メニューの配置を適切に行っていきます。
Webサイトはある程度テンプレート化された、基本レイアウトがあります。これは使いやすいレイアウトを目指していくうちに、自然とその形に集約されていったというものです。
このテンプレートの多くは、サイトの上部にメニューが並びます。グローバルメニューと言われ、ここからサイトの各ページに移動していきます。このグローバルメニューに入らなかったメニューをヘッダ寄りの方に小さく配置します。重要度によってはサイトの一番下のみに掲載する場合もあります。
メニュー設置は見せ方、操作のしやすさも大切
IAや情報設計などと表現すると大層な事に聞こえますが、このように解読してみると(すぐにできる)と考える人も多いでしょう。実際にすぐにできます。ただしそれは、ユーザー視点に立って、素直に考える事ができればです。
多くの場合は、事業者、サイトオーナーの視点になってしまいます。また闇雲に情報をまとめたり、分けてしまう場合もあります。Webサイトは基本的に1ページに対して一つのテーマが望ましいメディアです。この事は、検索エンジンがどういったページを上位に表示しているかを考えるSEO上の観点でも重要です。また情報を細かく分けすぎると、ユーザーは情報の迷路に陥ってしまいます。
次に分類された情報をどう見せていくかが大切になります。十数ページ程度のWebサイトを除けば、グローバルメニューの下でサブメニューが展開されていきます。つまり複数のページがいろんな方向から開かれていくわけで、そこでユーザーが迷わないメニューの見せ方、操作のしやすさが大切になるのです。
ECサイトのカテゴリ分けとは?
さてここはWeb制作者ではなく、主にECサイト運営者のための内容ですから、一般的なIAについてはこのぐらいにしておきたいと思います。
ECサイトの場合には一般的なIAスキル以外のものも必要になるというのは、ズバリ商品のカテゴリ分けです。実店舗のスーパーやドラッグストア、書店やCDショップなどはきちんと各棚ごとに商品が分類されていますね。また棚の中には、一定の規則に従って陳列がされているはずです。ECサイトでもこの状態を作り出さないといけません。またECサイトの場合は商品そのものでなく“情報”を見せるわけですから、複数のカテゴリにまたがった商品に対して、どのカテゴリからも誘導できるなどに気を付ける事で、購入率は上がってきます。
たくさんの商品を扱うネットショップの場合はまれにサイト内検索に頼りこのカテゴリ分けを疎かにしてしまう場合もありますが、どんなに精度が高い検索ツールでもユーザーが求める結果を必ず返してくれる訳ではありません。ですのでサイト内検索を重視するのも手ですが、それに大きく頼るというのはオススメできる方法ではありません。
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