やっぱり大切! メルマガの基本を押さえよう
リピーターをつくる、というけれど・・・
ネット通販で利益をあげていくためには、新規顧客を獲得しリピーター化する事が王道です。基本的には広告やSEOなどから新規訪問者を呼び込み、購入してもらいます。そこで接点が持てますから、後の経費は少なくて済むというわけです。
しかし(一度買ってくれたから、また来てくれるだろう)という受け身の姿勢ではまずうまくいきません。誰もが知る大手ECサイトや実店舗を持っているような所であれば多少そうした事もありますが、そうでなければ自然にリピートしてくれる可能性は極めて低いと言えるでしょう。モールに出店している店舗の場合は、お客様は個々のお店ではなくモールに来ているという意識ですから、あなたのお店の固定客とはなっていません。
今も昔も、やっぱりメルマガ
メルマガ(メールマガジン)という手法は、インターネットの黎明期から存在している手法ですからかなり息の長いものです。SEOは検索エンジンの精度が上がってきてから重要視されるようになったので、これよりもずっと以前からあるものです。
純広を中心としたバナー広告がアドネットワーク広告に主流を奪われたのは、安さ、手軽さ、効果測定のしやすさなどによるものですが、こちらも配信精度の向上により最近は効果の面でも十分なものになってきています。
しかしメルマガにはこんなハッキリとした“天敵”が現れていません。一時期「RSS」という更新情報、話題などが自動で提供される仕組みが出てきましたが、ユーザー自身が意識的にそれを活用するという事はありませんでした。またスマートフォンの普及でアプリ提供が活発になり、ネイティブアプリでは「プッシュ通知」も可能になります。しかしまずアプリをインストールしてもらうのが難しい、というのが現実です。ユーザーが手間をかけずに届いてくれるメルマガは、今でも重要な顧客接点の手法なのです。
手間がかからないから“開けてもらう”工夫と分析を
手間がかからないというのは、(読まなくても良い)という意味と紙一重です。お金を払っているのならともかく、無料で届いてくるものに対して生活者は一つ一つ時間をかけてチェックはしません。そこで大切なのはまず、“開けてもらう”事です。ですからメールの「件名」はかなり重要になってきます。通販であれば「セール」「○○%OFF」「限定」などが開封されやすいキーワードの定番です。ただし多くのショップがこうした言葉を使いますので、生活者の方も慣れっこになっているのが実情です。響きにくくなっているのですね。
htmlメールでは開封率の取得が可能です。件名と開封率との分析を、基本中の基本としてまずは行っていきましょう。
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