楽天市場での「売りの法則」その3
前回に引き続き、今回も「楽天市場での売りの法則」についてご紹介して参ります!
売れ筋商品の品切れは厳禁!
売れ筋商品の品切れは、売り上げダウンに大きな影響を与えます。可能な限り品切れを起こさないように心掛けましょう。
しなしながら、どうしても品切れを回避できない場合もあります。もし、品切れした商品の次回入荷予定が決まっている場合は、予約販売という形で、おおよその納期を明確に告知した上で、注文は継続して受け付けましょう。また、商品が再入荷するまで待てずにキャンセルされるリスクも踏まえ、予約特典など「お待たせすることに対するお詫び」を分かりやすく提案することも並行して検討してみましょう!
既存販売チャネルから如何に在庫を振り分けてもらうかが重要
店頭販売や卸しなど、すでにある程度の売上規模がある販売チャネルが存在する場合、Web販売向けの在庫(商材)を確保する事が難しい場合があります。会社としては売上規模が大きい販売チャネルに優先的に在庫が配分されるため、後発でWeb販売を開始した場合、在庫が確保できない事が販売機会ロスに繋がるケースが多々存在します。
売上は在庫の量に比例すると言っても過言ではありません。ましてや、ようやく売れ始めた商品の在庫が確保できず、思うように売上が伸ばせない場合は、仕入れ部門のバイヤーと積極的に交渉を重ね、少しでも多くの在庫を確保できるように心掛けましょう。もしくは、社内組織の関係上、どうしても在庫の確保が難しい場合はWeb販売用に予算を組み、帳面上いったん商品を仕入れる形式を検討するなど、できるだけスムーズに商品が確保できるように工夫をしましょう。
売れていた商品が突然売れなくなった場合は理由を徹底追求する
ネット販売では、これまで順調に売れていた商品がピタリと売れなくなる事がちょくちょくあります。突然売れなくなってしまった時の原因として予測される主な理由は、、、
・競合他店が値下げ(ポイント還元率を向上)した
・販売力(消費者への情報告知力)が強い店舗に在庫が大量に入荷した
・競合他店が大々的にプロモーションを行った
が挙げられます。
競合他店の何らかの外的要因が影響を与える可能性が高いですが、推測だけに留まらず、必ず裏を取って「売れなくなった理由」を突き止め、その理由を元に具体的な対策を考えるように習慣づけましょう。
競合他店のメルマガ、ランキングは欠かさずチェックする
楽天市場内で所属ジャンルのトレンド、相場観、他店の戦略など、販売戦略を練る上で重要な情報を効率よく収集する方法は「ランキング市場を毎日確認すること」と「競合他店のメルマガを欠かさずチェックすること」です。
まず、楽天ランキング市場を毎日確認することで、「どの商品がいくらぐらいなら売れるか?」という相場観が身につきます。ランキング市場は非常に細かくカテゴリ分けされているので、取り扱い主要商品の全カテゴリを細かくチェックするようにしましょう。さらに競合他店のメルマガをチェックすることで「売り方のコツ」を掴むことができます。メルマガとは店舗にとって最も自信のある商品と戦略がふんだんにちりばめられている格好の媒体ですので、競合他店のメルマガは必ずチェックするようにしましょう。さらに細かく競合他店の戦略や顧客に対するフォーローの仕方などを確認したい場合には、自分自らユーザーとなって他店の商品を購入することも考えてみましょう!
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