「楽天ランキング」のランクイン実績等に関するガイドライン改訂について
Date:2015.03.31
楽天市場内で人気商品の一つの指標となる「ランキング市場」。商品の購入を決める際に参考にしているユーザーも多いことでしょう。商品の売れ行きや、知名度そのものに直結する重要なコンテンツだけに、店舗側としては何とかして商品をランキング市場に商品をランクインさせたいものです。
しかし、影響力が強いコンテンツ故、楽天市場ではその公正を保つために日々のパトロール強化や、ガイドラインの見直しが行われています。
ご存じの店舗様も多いかもしれませんが、つい先日(2015年3月5日)、ランキング市場へのランクイン実績等に関するガイドラインが改定されました。ガイドラインを遵守しない場合、ランキングに表示されなくなるだけでなく、最悪、出店停止や契約解除等の措置が取られる危険性もあります。そんな最悪の事態を招かないよう、今回はその変更点について見ていきたいと思います。
ランキング実績に関する記載について
商品ページなどにランクインした実績を掲載する場合、かなり詳細まで明記しなければいけないようになりました。記載を義務付けられる項目は以下の通りです。
対象期間
ランク入りした日(リアルタイムランキングの場合はランクインした時間まで)を記載。
集計期間
ランキングの集計対象となる期間。リアルタイム、デイリー、ウイークリィー、マンスリーなど、どの期間内にランクインしたのかを記載。
対象ジャンル
ランクインした対象ジャンルの正式名称(サブジャンルの場合はどの階層のジャンル、条件を絞り込んだ場合は、その絞り込み条件)を記載
順位
ランクインした順位を記載
なお、ランクインした商品のキャプチャ画像を商品ページ等に掲載する場合は、上記、すべての情報が含まれた状態での画像か、もしくは、情報が不足している場合はキャプチャ画面付近にテキストでこれらの情報を追記する必要があります。
また、異なる商品や、異なるジャンルでのランキング実績を合算して独自に集計対象および、表記することもNGとなりますのでご注意ください。
受賞タイトルに関する記載について
商品のランキング実績のみならず、店舗が受賞した「ショップ・オブ・ザ・イヤー」「ショップ・オブ・ザ・マンス」「ショップ・オブ・ザ・ウィーク」「ショップ・オブ・ジ・エリア」などのタイトルに関しても、記載必須事項が制定されました。
対象期間
いつの期間に受賞したタイトルかを記載する。
対象ジャンル
どのジャンルで受賞したかを明記する。
なお、受賞タイトルを獲得した店舗様に配布されるエンブレムは、商品ページ、メールマガジン等で掲載することが可能ですが、エンブレムにはそれぞれ掲載期間が設けられており、その期間を過ぎての利用は禁止されていますのでご注意ください。なお、掲載可能期間につきましては、エンブレムが配布される際に楽天市場より連絡がありますので、うっかりと失念しないように気を付けてください。
店舗様にとっては、少々、面倒な作業が増えてしまいますが、楽天市場が定める掲載事項を正確に明記することによって、ユーザーの店舗に対する信頼が高まるメリットも期待できます。前向きに受け止めてすでに掲載済みのコンテンツの見直しをお勧め致します。
今回、ランキングに関するガイドラインを取り上げましたが、楽天市場では随時、出店規約に関するガイドラインの見直しや改定が頻繁に行われています。故意にではなく、無意識のうちに規約に違反してしまっている危険性もゼロではありません。ガイドラインが改訂された場合には、定期的に楽天市場から配信されるサポートニュースにも掲載されますので、不測の事態を未然に防ぐ意味でも欠かさずチェックするようにしておきましょう。
関連ノウハウ
Know-how
人気記事
Ranking
資料ダウンロード
Download