ネットショップにおける小売店とメーカーの強み弱み

Date:2012.08.07

ネットショップができるまではメーカーと小売店というのは明確に役割が分かれていました。
一部の大企業を除いてはメーカー自身が小売の販売網までを持つことは体力的にも難しいものがありました。

ものづくりはメーカーが、販売は小売店がというように明確に役割分担が分かれていました。

ところがネットショップの流通量が増えてきて十分なマーケットができてくると
メーカーが直接ネットショップを出店するパターンが増えてきました。

当然メーカーとしても国内市場が縮小していく中で利益を確保していく必要があります。
そんなときまず考えに浮かぶのが直販ということなのだと思います。
当然小売店に卸すよりも利益率が上がりますからね。

また、他の理由としてはネットショップは実際の店舗を持つよりも安く済みそうだから。
というのも大いにあると思います。

正直これはかなり甘い考えだとは思いますが
中にはメーカーが直接ネットショップを開業して成功している会社が存在する要因は別のところにあると思います。

それは小売店自身がネットショップのノウハウを確立できていないからです。

小売店は当然今まで小売のノウハウを蓄積していたはずですが
ネットショップではカスタマーセンター、物流、WEBマーケティングなど
今までの小売のノウハウでは太刀打ちできず新しいノウハウが必要な状況になっているわけです。

以上のことからメーカーはネットショップでの販売という点において
小売店と同じスタートラインに立てているということなのです。

もしかしたらカスタマーセンターや物流などは小売店よりノウハウが蓄積されているかも分りませんね。

おそらくメーカーはここまでは考えられていないとは思いますが
偶然の産物としてネットショップで勝ちやすい状況ができていたわけです。

 

とはいえメーカーが出すネットショップが必ず勝てるかといったらそうでもありません。
ここではメーカーが出すネットショップと小売店が出すネットショップの強み弱みを解説します。

小売店の強み(メーカーの弱み)

複数メーカーの商材を扱える。
これが圧倒的な強みです。
例を出して申し訳ないですが家電を買うときどうしてもsharp専門店に行くよりも
家電量販店で買った方が良いですよね。

比較できる、まとめ買いできる、まとめてポイントがつく。
こんなところが小売店の強みだと思います。

メーカーの強み(小売店の弱み)

オリジナル商材の販売。
もしかしたら小売店からはあまり良い顔はされないかもしれませんが差別化をするためには効果的です。

オフィシャルサイトであるということ。
オフィシャルサイトなので正規品にこだわる顧客を得たりまたメーカーならではの人脈で誘導してもらうことが可能。(例えば商品開発者や起用タレントなど)

メーカー、小売店それぞれの強みを生かしたネットショップ運営をしていきたいものです。