ポイントの上手な活用法

Date:2017.04.15

販売戦略の一環として広く利用されているポイント。皆さんはどのように活用されていますか?正しく活用できれば売り上げを伸ばす上で効果的ですが、使い方を誤ると利益を圧迫し、予想に反する結果をもたらす危険性もあります。今回はポイントの上手な活用法について見ていきましょう!

 

 

※追い風のタイミングでポイントを還元

ポイントは還元するタイミングが難しいですが、理想は「ユーザーのアクセスが多いタイミング」での還元が最も効果的です。たまに常にポイントを還元している商品を見かけますが、メーカーからの価格の縛りが厳しく表示価格を変更できない特別な事情がある場合などを除いては「ポイントの付けっぱなし」はあまり得策とは言えません。なぜなら、本来はポイントを還元するよりもその分の価格をズバリ値引きして値付けした方が売れるからです。ユーザーは決してポイントが欲しい訳ではなく、できるだけ安く商品を購入したいのです。ポイントでしか還元できない理由が他のどの店舗も同じ場合を除いては、極力、ポイントではなく価格でズバリ値引きすることを念頭に置いて下さい。

 

さて、本題に戻りますが、ポイントを還元するのであれば、タイミングはモールが開催する大規模なセールのタイミングが最も効果を得やすいです。セール開催時はモールへのアクセス数が増加し、その数に比例して店舗ページへのアクセスも増加する傾向が強いです。購買意欲が高いユーザーが流入してきたタイミングで、購入しようかと迷っている商品にポイントが付与されているこで購買へと繋がる可能性も高くなります。さらに、セール時にはモール側が還元する基本ポイントの料率も高くなるため、店舗の負担が大きくなることなく結果的にユーザーに多くのポイントを付与することができます。ポイントを還元するなら、ぜひ、追い風のタイミングをピンポイントで狙ってください。

 

 

 

※還元倍率だけがすべてではない!?

「ポイント還元率は高いほどいい!」と思われがちですが、意外とそうでもないケースも多かったりします。もちろん、ワンタッチで他店と比較されてしまう型番商品の場合は還元率の高い店舗が有利ですが、競合店舗が少ない商品や、他店では購入できないオリジナル商品などは、あえて、これまでよりも還元率を数パーセント下げて、売り上げに影響しないかどうかを検証してみましょう。もし、それで売上金額が大きく変わらないようであれば、キッチリと利益を確保してください。

 

 

還元率は関係なく、ポイントがついているというだけで、購入するユーザーも多いということを知っておきましょう!

 

 

 

※頼りすぎると危険!中毒にならないように注意

ポイントは売り上げアップを目指す上で効果的な戦略の一つですが、頼りすぎると危険です。それはポイント還元を常習的に行っていると「ポイントを止めると売り上げが下がるのではないか?」という脅迫概念から抜けられなくなってしまいます。さらに、売り上げアップのための施策の中心に据えてしまうと、自然と商品が売れていくための作戦を考えなくなる(軽視する)ようになりがちです。ポイントはあくまでも需要が高まるタイミングで、さらに売り上げを効果的にアップさせるツールとして活用するように心がけましょう!ポイントに頼らなくても売上を伸ばす方法は、いくらでもあるのですから。

 

 

 

※最終目標はポイントを還元しなくても売れる仕組みを作ること

今回はポイント効果的な活用法について見てきましたが、理想は「ポイントを還元しなくとも売れる仕組みを作る」ということです。極論になりますが、ポイントを付与することなく商品が売れていくということは、その商品自体、またはその店舗自体に魅力があるということになります。価格、品揃え、配送スピード、ユーザーへのサポートなど、本来強化すべき点は「お客様に支持される魅力に磨きをかける」とうことです。その魅力を磨く過程における戦略の一つとしてポイント還元を位置付けて行きましょう。

 

ポイントに頼りすぎて、ポイント以外に興味がないユーザーばかりが集まってくると、ある日突然、ポイントが還元できないようになった途端、売り上げが大きく落ち込みリスクが伴いますので、注意が必要です。健全に売上を伸ばしつつ、ポイントと上手に付き合っていくためには、お店そのものの魅力が最も大切なのです。