お客様が「ついつい買ってしまう」店作り
※ いかに簡単に買えるか
※ 低単価であること
※ 目に留まる位置にあること
※ 見栄えがすること
※ 必要性を感じること
※ それ目的では来店していないこと
※ リピートしやすいこと
コンビニのレジ横の商品をついつい合わせて買ってしまう。“まんまとやられた”というご経験がある方も多いのではないかと思います。(もちろん私もその一人です。)
この「ついつい買ってしまう」商品作り、店舗作りはコンビニやファミレスに限らずECサイトでも大いに見習う必要がありますよね。何故「ついつい買ってしまうのか」7つのポイントを今回は深掘りして、店舗運営に役立てていきましょう。
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1. いかに簡単に買えるかに注力
- 具体例: コンビニのレジ横に置かれた小袋のお菓子や飲み物をイメージしてみましょう。ECサイトではワンクリックで購入できる「おすすめ商品」セクションを設定します。
- ECサイトでの応用の仕方: 特集ページでは購入ボタンを強調し、簡単な動作で商品が購入できることをアピールします。
- 重要性: 簡単な購入プロセスはお客様のストレスを軽減し、購買意欲を高めます。
2. 低単価であること
- 具体例: 100円均一の商品、セール品、サンプルサイズの化粧品など、手元に置いてちょっと嬉しいプチギフトのような存在です。ECサイトではセールカテゴリーやバーゲン商品で低単価商品をアピールします。
- ECサイトでの応用の仕方: 商品紹介ページを作成し、価格帯別のフィルターを提供し、低価格商品を強調。
- 重要性: 低単価商品は気軽に試せるため、購買率を向上させます。
3. 目に留まる位置にあること
- 具体例: 店舗入口の目立つ位置に置かれた商品です。ファミレスの入口、ワゴンセールもそうですね。ECサイトではトップページの特集誘導や注目商品のバナーに当たります。
- ECサイトでの応用の仕方: 人気商品をトップページに配置し、目に留まりやすくすることです。季節商材はその時その時で入れ替えることも大切ですね。
- 重要性: パッと目に入る商品は購買意欲を刺激し、売上を伸ばすメイン商材となります。
4. 見栄えがすること
- 具体例: 美しいパッケージのお土産、高級感のある商品です。ECサイトでは商品画像や商品説明のデザインにこだわりましょう。
- ECサイトでの応用の仕方: 商品画像を高品質にし、商品の素晴らしさ・美しさをアピールします。
- 重要性: 競合他店の商品をチェックしてみましょう。ランキング上位で見栄えの良い商品を参考に画像の質を高めていきます。良い画像は信頼感を高め、購買意欲を引き立てます。
5. 必要性を感じること
- 具体例: 雨の日に急に必要になる折りたたみ傘、緊急時のスマートフォン充電器。ECサイトでは「急に必要になったとき」を想定した商品を特集するページを作成しても良いでしょう。
- ECサイトでの応用の仕方: 「急ぎで必要な商品」カテゴリーを設け、必要性をアピール。最近では配送がスピーディーなことも重要視されますが店舗の中で早めに配送できる商品があればその特集を作成しても良いでしょう。
- 重要性: 必要性を感じる商品は即座に購入されやすいです。
6. ”それ”目的では来店していないこと
- 具体例: コンビニでお弁当を買いに行ったのに、ついつい雑誌も購入。ECサイトでは例えば「クッキー」に合わせ「一緒に楽しめる紅茶」を合わせ買いできるようにクッキーを買いに来たお客様に向けて「関連商品」を提案。
- ECサイトでの応用の仕方: 商品ページ内に合わせて利用する関連商品を表示し、追加購入を促す。
- 重要性: 必要品プラスアルファで追加購入を促進し、更なる売上増加を見込めます。
7. リピートしやすいこと
- 具体例: スーパーで毎日のように買う商品、定期的に利用するサービス。ECサイトでは「定期購入」オプションを提供。
- ECサイトでの応用の仕方: 定番商品やよく買われる商品で定期購入プランを設定し、リピート購入を促進。
- 重要性: リピート購入は顧客ロイヤルティを高め、収益を安定させます。
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店づくりにおいて「ついつい買ってしまう」戦略を活用して、ページ転換率をアップしお客様の心をつかみましょう!
商品ページのブラッシュアップが必要だと思われた時はぜひお声がけ下さい!
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