広告の運用方法を見直す
※既存の利用広告を見直す
※外部広告に目を向ける
※ROASと広告経由流通のバランスを考える
※広告の費用対効果を最大化するサービスの充実を目指す
売上を伸ばすために広告を活用するお店も多いと思います。
皆さんは広告を運用する時に、どんな点に着目していますか?ROAS(費用対効果?)、広告経由流通額?、アクセス人数の増加?、それとも転換率の向上??
広告の効果を測定するために、これらはすべて必要な項目です。しかしながら、これらのデータだけでは広告の良し悪しを判断することは難しいのです。
「今、多くの人に見られている媒体に、その人たちが望んでいる商品を露出させる。。。」
広告の効果を最大化するためには、この事を忘れてはいけません。では、どんな点に着目し、広告を選び、運用していけば良いのでしょうか?
※既存の利用広告を見直す
広告の活用する際に、利用したことがある広告を常に使い回す人が多いです。検索結果連動型広告、バナー広告、特集ページへの掲載など、過去に利用したことがある広告を繰り返し利用することで、その広告のROASだけを見て良し悪しを判断する人が少なくありません。実は、こういった広告の活用法は非常に危険で、知らず知らずのうちに時代の流れに置いていかれる事が懸念されます。なぜなら、広告は多くの人が集まる場所に掲載することで初めて効果が得られるものであり、人が多く集まる場所は時代の流れとともに変化していくからです。活用している広告の費用対効果だけにしか意識を向けていないと、いつも利用している広告が陳腐化していくことに気付くことはありません。
「今、どの広告が良いのか?」
それを判断するための指標として、アクセスの流入経路がどのように変化しているか?を知ることが必要です。
例えば、検索連動型広告を活用することで、昨年と同じ広告費で、アクセス数は増えているのか?それとも減っているのか?そもそも店舗のアクセス元でを調べて、検索経由の流入が増えているのか?それとも減っているのか?を調べる必要があります。仮に以前と同じ予算で獲得できるアクセス数が減っていたら、また検索経由からの流入自体が減っていているのであれば、検索連動型広告以外の広告を活用した方が費用対効果が高くなるかもしれません。
これまで利用した事がある広告だけを活用していると、ユーザー行動の変化に気付きにくくなります。常に今現在、ページへ流入しているユーザーはどこから訪問しているのかを把握し、流入経路として増加している導線に着目し、アクセスを最大化することを意識していきましょう。
広告経由のアクセス数はユーザーのトレンドに連動しますので、常にユーザー動向に意識を向け、新しいことに挑戦していくよう心がけましょう!
アクセス数の増加が売上に影響を及ぼす最も重要な要素と言えますので、その推移は常に意識するようにしましょう。
※外部広告に目を向ける
ユーザー属性に合った広告を選ぶためには、ECモール内の広告だけに目を向けててはいけません。SNSや検索エンジンのリスティング広告をはじめ、外部の広告にも意識を向けるべきです。
外部広告を活用すると、ECモールの店舗ではなく自社サイトの店舗へ誘導したくなりますが、最近ではECモール内の店舗へと誘導するお店も増えてきています。自社サイトへの誘導はできても購買に転換させるためには、そのサイトの信頼性を最大限に高める必要です。大手ECモールと比べると自社サイト単独でユーザーの信頼を得ることは容易いことではありません。なぜなら、ECモールで買い物するユーザーは、ポイント、決済方法の豊富さ、ユーザーサポートの充実など、分かりやすい利便性を支持するユーザーが多いからです。
外部広告を活用する上で、自社サイトのへの誘導を試してみても良いですが、ECモールへ誘導した方が結果、費用対効果が高く、購買への転換率も稼げる可能性がある事を理解しておきましょう。
※ROASと広告経由流通のバランスを考える
広告を運営する上で、ROAS(費用対効果)の結果だけを見て満足をしている人をよく見ます。もちろん、ROASが高いに越したことはないですが、広告経由流通が低いと売上アップには繋がりません。ROASが低下しても利益が確保できる範囲内で売上が伸びていくのであれば、もっと予算を掛けても良いと言えます。決められた予算の中で、ROASだけを意識した広告運用だと、本来はもっと売上が伸ばせるはずなのに、根拠のない広告予算制限によって売上をロスしている場合がありますので、注意が必要です。
※広告の費用対効果を最大化するサービスの充実を目指す
そもそも、広告を活用するのは、売上を伸ばすための最終手段だと認識することが重要です。ページ内の商品説明が不十分、価格も他社と比較すると高め、配送は注文の数日後、ギフト対応のサービスにも対応していない。。。
商品を販売する上で、ユーザーが魅力を感じないお店だと、いくら広告費をかけてアクセスを稼いでも、商品が売れるようにはなりません。
アクセスさえ稼げれば売上が伸びる店舗環境が整っていないにも関わらず、広告を活用することは無謀な取り組みであると言っても過言ではありません。
まずは、昨今、インターネットでs買い物をするユーザーが当たり前と思うサービス、価格設定、商品説明をしっかりと整えてから広告を活用することを考えていきましょう。
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