楽天市場での納期情報登録義務化
Date:2016.02.29
2015年6月15日以降、「配送伝票番号」と「配送会社」をRMSへ登録することが義務付けられました。「安心安全な売り場作り」の一環として、楽天市場は店舗に対して対応の協力を呼びかけており、これらの情報を入力していない店舗に対しては、強制的に改装中表示へと切り替えられる厳しいペナルティが科せられます。
さらに、2016年2月29日以降、新たに店舗に対して義務づけられる項目が「納期情報(商品発送予定日)」です。楽天市場では、「注文した商品が届かない」「商品が大幅に遅れて届いた」 「商品がいつ届くかわからない」など商品お届けに関する問い合わせが昨年と比較して約40%も増加しているそうです。このような顧客からのニーズに応えられるよう「配送伝票番号」と「配送会社」情報の登録に引き続き、「商品の納期情報」の登録が義務付けられます。
商品の納期情報とは?
商品の納期情報とは、登録されている商品を注文した場合「何日以内に発送予定か?」という「お届けの目安となる日数」に関する情報です。出店店舗は楽天市場に登録している全ての商品に対して、この「納期情報」を設定しなければいけません。納期情報は、商品名やキャッチコピーなどに掲載するだけでは不十分で、楽天市場が定める方法に基づいて設定する必要があります。
納期設定の主なフロー
納期情報はRMSの「商品基本情報」の中にある「納期情報の表示」の項目から設定する必要があります。
各商品の納期を設定する前に、まずは、納期情報の設定をしておきましょう。納期情報の設定は、
RMSメインメニュー > 1 店舗設定 > 1-4 基本情報設定 > 納期情報設定
で行うことが出来ます。一概に「納期」と言えど、商品によって納期は異なります。すべて在庫品で「あす楽対応可能」であれば同じ納期を一括で設定すればいいですが、在庫品もあれば、先売り品もあれば、受注発注の商品もあればと、異なる納期の商品が混在する場合は、任意の納期をそれぞれ設定しておく必要があります。納期項目の設定が完了したら、商品ごとに適切な納期番号を設定しましょう。
納期設定の仕方
納期設定の仕方は、1.各商品ごとに一つずつする設定と 2.CSVで一括登録する方法があります。登録商品点数が少なければ、RMSより各商品ごとに登録することも可能ですが、多数の商品を登録している場合はCSVでの一括登録がお勧めです。登録方法の詳細につきましては、店舗運営マニュアルご参照ください。
参照)
マニュアルトップ> R-Backoffice> 在庫連動・納期表示機能メニュー> 「納期情報設定の表示」設定までの流れ
注意)店舗運営マニュアルを参照するにはRMSへのログインが必要です。
納期設定のルール
納期を設定する上で、原則として商品お届けまでの具体的な日数を表示する必要があります。
例)
○:2〜3営業日以内に発送予定
○:3〜4営業日以内に発送予定
○:1週間以内に発送予定
○:1〜2週間以内に発送予定
なお、ユーザーに誤解を与えるような曖昧な表現は禁止となりますのでご注意ください。
例)
×:発送日未定
×:発送日は別途ご連絡
メーカー取り寄せ商品や、注文を受けてから発注する「受発注商品」など直ちに発送できない商品に関しては、その理由を明記した納期項目を設定する必要があります。
例)
○:お取り寄せ
○:メーカ取り寄せ
○:在庫切れのため発送日は別途ご連絡
ガイドライン違反にならないように
上記、納期設定に関しては、店舗に課せられた義務となります。遵守しない場合はペナルティの対象となってしまいまい、店舗運営に悪影響を及ぼす危険性があります。「別に、どうでもいいやっ!」と軽い気持ちで受け止めず、「安心安全な売り場作りのために協力しなければいけない義務」と再認識し、必ず設定するようにしましょう!
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