Yahooショッピングの逆襲

Date:2015.12.01
突然ですが、今、Yahooショッピングが非常に盛り上がっていることを皆さんはご存じでしょうか?2015年秋のソフトバンク優勝セールにはじまり、11月5日〜11日で開催された「いい買いもの習慣」(全品ポイント11倍)、2015年11月26日~2016年3月31日までの約4カ月間「毎日ポイント5倍(プレミアム会員は9倍)」と、かなり大盤振る舞いなキャンペーンを継続して仕掛けています。これらのキャンペーン開催と平行してテレビCM,YahooジャパンTOPへの広告掲載を強化して、非常に多くのユーザーが取り込んでいます。
 
その結果、「Yahooショッピングの売上げがギネスを更新した!」「楽天市場の売上げを超えた!」「いや、楽天の売れ上げの2倍をマークした!」など、Yahooショッピングで弾みが付いている店舗様も増えてきているようです。(筆者独自調べ)Yahooショッピング全体で実際にどれくらいのユーザー数と売上げ増加に繋がったかは、4半期ごとに発表されるアニュアルレポートを確認するまで不明ですが、多くの店舗様がYahooショッピングの戦略の恩恵を受けていることは間違いないと言えます。

では、Yahooショッピングで売上げを上げるためには、どんなことを意識していけば良いのでしょうか?
 
 
 
※Yahooショッピングの特徴とは?
Yahooショッピングとは、どんな特徴があるモールなのでしょうか?楽天市場やAmazonと比較して大きく異なる点は、「販売手数料が無料」であることです。購入者がクレジットカードを利用して購入した場合の決済手数料や商品購入時に自動的に付与されるポイント1%分につきましては店舗の負担となりますが、商品を販売することで発生する手数料は完全に無料となります。
 
また、Yahooショッピングは他モールよりも検索を経由して購入に至るユーザーが多い傾向があります。楽天市場やAmazonでも検索から入ってきて購入するケースは少なくないとは思いますが、Yahooショッピングの場合、大手モールの中では圧倒的に検索からの流入が多い傾向があります。それは、Yahooショッピング内検索のみならず、Yahooジャパンからの検索結果に対してもYahooショッピングへの誘導を強化しているからです。検索からの流入が多いと言うことは、自ずと検索対策が販売戦略の要になってくるということは容易に予測がつきます。
 
 
※Yahooショッピングの販売戦略
Yahooショッピングで売上げを伸ばす上で重要な検索対策を見ていきましょう。
 
1.YahooTOP、カテゴリーTOPの誘導キーワードを商品名に入れる
Yahooショッピングでは定期的に特集を組んでキャンペーンを開催します。それらの特集ページはYahoo Japanトップ、カテゴリーTOPに特集ページが設けられます。これらの特集ページに設置されているリンクは、特集の対象となる商品のキーワードが組み込まれている場合が多いです。そのキーワードを取り扱い商品名に挿入することにより、ユーザーを自店舗へ誘導できる可能性が高まります。
 
2.商品説明文(テキスト部分)にキーワードを入れる
商品名のみならず、商品説明文の中に記述されているキーワードも検索の対象となります。明らかに特定のキーワードを羅列することはスパム行為とみなされますので、あくまでも商品を説明する上で必要な程度に対象キーワードを組み込んでみましょう。
 
3.商品カテゴリは、詳細まで設定する
Yahooショッピングの商品登録画面には、商品スペックの詳細を設定する項目があります。サイズ、カラー、重さ、右利き用、左利き用など、商品の性質をより細かく設定することにより、より的確な商品カテゴリへの登録が見込めます。検索窓からキーワードを入力して目的の商品を探す以外に、カテゴリを一つずつ辿って目的の商品を探すユーザーも少なくはありません。登録商品はできるだけ細かくスペックを登録しましょう。
 
4.PRオプションの料率を上げる
Yahooショッピングには検索を有利にするためのPRオプションというメニューがあります。これは、購入に至った際にYahooショッピングへ支払う料率を調整する機能で、料率が高いほど検索結果上位に表示される可能性が高くなります。所属カテゴリの平均料率はYahooショッピングの管理画面「ストアクリエーター」から確認することが可能ですので、他店の相場を参考にしながら料率を検討してみましょう。
 
5.販売実績が表示順位に影響する
その他、検索順位に影響する要素として「売れている商品かどうか?」ということも重要です。いくら検索対策をしても、実際にユーザーから支持される商品は優先的に上位に表示されやすくなります。まずは、圧倒的に強い単品を育て上げ、その商品を入り口に店舗へ誘導するという手法もアリかもしれません。
 
その他、Yahooショッピングでは検索を有利にするためのノウハウを数多く公開しています。過去に当サイトでも特集を組んだことがありますので、あわせてご確認頂けましたら幸いです。
 
参照)ヤフーショッピングseoで伸ばす
 
 
※リスク分散とECのトレンドに乗っかるために。。。
現状、日本国内で圧倒的にECのシェアを獲得しているモールは楽天市場です。当面は楽天市場の一人勝ちが続くことも予想されますが、他のモールも色々な施策を打ち出して少しでも楽天市場のマーケットを取り込もうと力を入れてきます。ここ最近のYahooショッピングのプロモーションは代表的な事例で、実際に数多くのユーザーがYahooショッピングへ流れ込みました。
 
このように、大手モール間での競争原理が働くことによって、時として出店店舗はその戦略の恩恵を受けるチャンスがあります。一方、競争原理が働く反面、これまで強かったモールの販売力が弱まる危険性も出てきます。こういったリスクを回避しながら、かつ、新しいトレンドに乗っかることで売上げを伸ばしていくためにも、他モール展開は考えておきたいところですね。