EC物流のスタンダード!?アマゾンFBA(前半)

Date:2015.04.30
皆様は「アマゾンFBA」という言葉をご存じでしょうか?アマゾンへすでに出店済みの店舗様は聞いたことがあるかもしれませんが、出店していない店舗様には、あまり馴染みがない言葉かもしれません。
 
アマゾン「FBA」とは「フルフィルメント by Amazon」の略で、アマゾンの物流代行サービスのことを示します。このサービスを利用すれば、出品者はアマゾンの倉庫(フルフィルメン・トセンター<通称FC>)に商品を発送するだけで、在庫管理、ピッキング、梱包、発送の物流に関する一連の作業をアマゾンがすべて代行してくれます。非常に質の高い物流サービスを提供するアマゾンFBA。今回はこの「アマゾンFBA」を取り上げ、2回に分けてその概要と導入のメリットについて見ていきましょう。 
 
 
 
※アマゾンFBAの料金体系
初期費用、固定費は無料ですが、アマゾンFBAを利用するためには「在庫保管手数料」と「配送代行手数料」が掛かってきます。在庫保管手数料は基本手数料¥8.126×商品のサイズ(体積)×保管日数で算出します。配送代行手数料は取り扱い商品の種類、サイズ、重さによって異なってきます。取り扱い商品の3辺の長さが確認できる商品であれば、料金シミュレーターで試算することができます。また、自社配送のコストを入力することにより、アマゾンFBAとの料金の比較をすることもできます。なお、「配送代行手数料」には商品のピッキング、梱包、発送手数料のことで、梱包資材費と送料を含んだ金額となります。
 
 
参照)料金シミュレーター
https://sellercentral.amazon.co.jp/hz/fba/profitabilitycalculator/index?lang=ja_JP
 
参照)FBA料金プラン
http://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon/fee.html/?ld=ELJPFBALP002
 


※アマゾンFBAの申込みについて
アマゾンFBAを利用するためには、原則としてアマゾンの出品アカウントを持っている必要があります。アカウントがない場合は、取得してからの申込みとなります。アカウントをすでに持っている場合は、オンライン上から簡単に申込みができます。
 
申込みに際し、初期設定費用、固定費用は一切掛かりません。またアマゾンのFCに預ける商品は1商品、1アイテムから利用可能ですので、初期投資のリスクを最小限に抑えながら試すことが可能です。
 
 
※アマゾンFBAの商品の主な流れ
アマゾンFBAの申込みを行い、無事手続が完了したらアマゾンFCへ商品を納品します。取扱商品の種別によって、納品する倉庫は異なってきますので、事前に確認しておきましょう。(2015年4月現在、アマゾンのFCは日本全国に11カ所あります)商品がFCに納品され、検品が完了した時点からお客様からの注文を受けることが可能になります。
 
受注が開始され、お客様からの注文が入ったらアマゾンFCでピッキング・梱包・出荷作業が行われます。注文を受けてから商品の梱包が完了するまでの時間は、僅か15分と驚異的なスピードで処理されていきます。
 
 
 
※FBAマルチチャネルサービス
アマゾンのFBAサービスは、アマゾン内で売れた商品のみならず、他モールや自社サイトで売れた商品の出荷・配送作業も代行してくれます。アマゾン以外からの注文については、アマゾンのロゴが入っていない無地の段ボールで発送されます。お届け指定日や、代引き決済にも対応してくれます。
 
なお、FBAマルチチャネルサービスは、通常のFBAサービスとは料金体系が異なり、若干、料金が高めの設定となります。
 
 
参照)FBAマルチチャネルサービス概要
http://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon/other-services.html
 
参照)FBAマルチチャネルサービス料金表
http://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon/mcf-fee.html
 
 
 
今回はアマゾンFBAの概要についてご紹介いたしましたが、次回は導入する上でのメリットとデメリットについて見ていきたいと思います。ご期待ください。