市場シェア分析で抑えておくべき4つのポイント
攻める市場が適していると簡単に勝つことができるEC運営。まずは自社資産のことをしっかり把握した前提で、中規模市場を探し、探しても見つからなかった場合はセグメントして自ら作り出し、マーケットライフサイクルもチェックすることで、確実に勝てる、攻めるべき市場を見つけることができます。
攻める市場が適していると簡単に勝てる
EC戦略を立案する上でどの市場を攻めるべきかを考えるのがとても重要な要素となります。攻めるべき市場を間違えると、その時点でいくらページ制作やメルマガ配信などの戦術面を頑張ったとしても負け戦になってしまいます。
一方攻める市場が適していると、極端に言うと何もしなくても勝つことができるくらい、簡単に勝つことができます。
市場分析の前にまずは自社の資産を良く知る
攻めるべき市場を見つけるのは簡単なようで結構難しかったりします。
まずは自社資産のことを熟知していることが大前提となります。自社の製品だけでなく、歴史や製造能力もしっかり把握しておくことで、今後どういったラインナップが販売可能か、逆にどういったラインナップは苦手か、等、判断することができます。
市場規模は中規模を狙う
その上で市場を見ていきます。
市場規模についてですが、大きすぎず小さすぎない規模を見つけるのが最良の選択です。
基本的に市場が大きければ参入企業も多く、シェア獲得に苦戦することが考えられます。逆に小さいといくらシェアをとったところで売上が目標に達成しないことが多いです。
中くらいの規模の市場で、自社製品がマッチするところが見つかれば、結構ラッキーだと思ってください。中規模の市場というのは他社にとってそこまで魅力的ではないので、そこそこ力が入っているくらい。そこに対してこちらは強みを生かして1点突破で攻めていけるので、かなり高確率でシェア獲得が可能です。
中規模市場が見つからなかったらセグメントする
では、中規模くらいの市場が見つからなかったらどうするのか。セグメントを切って創り出せば良いです。機能面や性別・年代、ユーザーメリット等、様々なセグメントの要素があるかと思います。
そういった要素を元に大きな市場をセグメントすることによって、最適な中規模な市場が出来上がります。そこに自社の強みである商品を投下することで、先述の通り、簡単にシェアを獲得することができます。
マーケットライフサイクルもチェック
また、マーケットライフサイクルもある程度見ておいた方が良いです。導入期、成長期、成熟期、衰退期とありますが、基本的に導入期、成長期以外は参入しないのが賢明です。
マーケットライフサイクルを外から判断するのはかなり難しいですが、市場規模の推移や競合商品のレビュー数、レビューの書かれた日程等である程度の当たりをつけることは可能です。
但し、ECという市場自体がまだ成長段階にあるので、成熟しているように見えても、新たな切り口を提供することで、また成長にもっていくことは可能です。
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