ポイントvs割引きクーポン

Date:2018.07.14

ECモールでのメジャーな販売戦略の一つに「ポイント」と「割引きクーポン」があります。セール開催時などに活用したことがある店舗さんも多いことと思います。ポイントとクーポン。。。似たようなイメージを持っていらっしゃる方も多いと思いますが、実は性質が全く異なります。今回はそれぞれの特徴をみながら、どのように使い分けていけば良いかを考えていきましょう。

 

 

※ポイントの仕組みと特徴

ポイントとは商品購入時に購入金額を相殺する仮想通貨のようなものです。事前に設定された還元率に応じて一定金額分のポイントがユーザーに付与されます。例えば、ポイント5倍を設定していたら購入金額の5%を、10倍なら購入金額の10%がユーザーに自動的に付与されます。付与されたポイントはモールで出品されているどの商品を購入する場合にも利用できます。

 

ポイントは店舗側が負担する「店舗別変倍型」と、モール側が負担する「モール配布型」の二種類があります。店舗別変倍型は店舗側が配布したポイントの金額分をモール側から店舗側へ請求され、モール配布型に関しては店舗側にその経費を請求されることなくモール側が負担します。

 

楽天市場やYahoo!ショッピングではポイントを貯めることを楽しみにしているユーザーも多く存在し、集客ツールとして広く活用されています。

 

 

※割引クーポンの仕組みと特徴

割引クーポンとは、獲得したユーザーが商品購入時にクーポンの条件に応じて値引きしてもらえる「割引券」のことです。例えば300円OFFクーポンだと購入金額から300円値引きをされた金額で、10%OFFクーポンであれば販売金額から10%値引きされた金額で商品が購入できるようになります。こちらもポイントと同じく、値引き金額を店舗が負担するタイプとモール側が負担するタイプの二種類が存在します。

 

ポイントよりも遅れてネット販売で導入されたましたが、ここ数年でユーザーにかなり浸透してきました。

 

 

 

※ポイントと割引きクーポンの大きな違い

ポイントとクーポンの大きな違いについて以下にまとめてみました。

 

・ポイント

1.ユーザーメリット

モール内で獲得したポイントは、ポイントを付与した店舗のみならず、全ての店舗で利用可能なため汎用性が高い。

 

2.店舗側への請求

店舗側が配布したポイントは、翌月以降に経費としてモール側から請求されるため、後ほど支払う必要がある。

 

 

・割引きクーポン

1.ユーザーメリット

表示価格より安く価格で購入することができる。

 

2.店舗側への請求

ユーザーが決済する際に値引き処理されるため、後日、値引き分の経費は請求されない。

 

 

 

※結局どちらがいいのか?

ポイントとクーポン、結局どちらがユーザーの購買意欲をかき立てるかは判断が難しいですが、筆者の個人的な意見としては「クーポン」の方が効果的ではないかと思っています。理由としましては、すでにクーポンがユーザーに浸透していること、モール負担のポイント倍率が以前より高くなっているためポイントよりも割引を支持するユーザーが増えていることが挙げられます。

 

もし、楽天スーパーセール、Yahoo!ショッピング5の付く日など、モール主催のキャンペーンのタイミングで店舗別ポイント変倍などを長年実施している店舗さんがいらっしゃるならば、ポイントの還元率分をそのままクーポンにリプレイスするなどして効果測定をしてみてはいかがでしょうか?