「特定ジャンルに興味のあるお客様へ送信」機能の活用法

Date:2016.09.30

2016年9月14日、楽天市場からR-Mail(メルマガ配信メニュー)の新しい機能がリリースされました。その名も「特定ジャンルに興味のあるお客様へ送信」機能。今回はこの機能の概要と、具体的な活用方法について見ていきましょう。

 

 

※機能概要

「特定ジャンルに興味のあるお客様へ送信」機能は、その名の通り楽天市場のR-Mailを活用して、特定のジャンルに興味をもったユーザーを簡単に絞り込んでメルマガが配信できる機能です。過去14日間に特定のジャンルを閲覧したユーザーをセグメントし、その対象に対してメルマガを配信する事ができます。さらに追加条件として「購入期間」と「購入回数」を指定する事ができます。

 

現在、楽天市場でR-Mailを配信するためには1通あたり0.75円の配信料がかかります。メルマガを配信する際、できるだけ配信コストを抑えながら開封率と転換率を高めるためには、店舗で取り扱っている商品に対して興味があるユーザーを対象にメルマガを配信した方が効果的だと考えられます。そのための支援ツールとしてリリースされた機能が「特定ジャンルに興味のあるお客様へ送信」機能です。直近で指定したカテゴリーページを閲覧、もしくは商品を購入したユーザーを中心にアプローチ可能な、これまでには無かった機能です。

 

 

※活用法

それでは、この機能を使った活用法を見ていきましょう。

 

1.複数の異なるカテゴリーの商品を扱う場合のセグメント

食品と飲料、雑貨と衣料品など、一つのお店で複数の商品を取り扱っている店舗も多いと思います。このように複数のカテゴリーに所属する商品を取り扱っている場合、メルマガで特定の商品をアピールする際にメルマガの配信対象を絞り込んだ方が効率が良い場合があります。こういった場合、特定のジャンルに興味があるユーザーが簡単に絞り込めると便利です。

 

例えば、お店で主に売れている商品はファッション用品(衣類)だとします。しかし、たまたま良い条件で雑貨を仕入れすることができた場合、セグメントせずにメールを送信するよりも、雑貨にのみ興味がある人にメルマガを送信した方が、開封率と転換率が向上する可能性が高くなります。

 

あくまでも可能性と確立の問題になりますが、極力コストを抑えながら最大限のパフォーマンスを見込めるのであれば、試してみる価値はあると考えるべきです。

 

 

 

2.くじメールのアドレス獲得後のセグメント

楽天市場では「くじメール」という広告があります。「くじメール」とは、ポイントや賞品を提供することで複数のユーザーにアプローチし、抽選に参加する条件としてメールアドレスを獲得する方法です。メルマガを販促ツールとして活用している店舗などで、新規顧客獲得の一環として利用される広告です。

 

しかし、この「くじメール」には大きな欠点があります。それは、原則として楽天にユーザー登録があるユーザーは誰でも参加できるので、一度にかなりの数のメールアドレスが獲得できてしまうと言うことです。「一度にたくさんのメールアドレスを獲得できるので、いいんじゃない?」と考えられる方もいるでしょう。しかし、大量に獲得できてしまうが故の欠点もあるのです。

 

懸賞に当選すると賞品をゲットすることができるので、懸賞を提供しているお店や賞品に興味がないユーザーからの応募も多数あります。賞品にしか興味が無いユーザーに、メルマガを送信して商品を買ってもらえる可能性は極めて低いと考えられます。そんなユーザーにメルマガを送信することはコストの無駄遣いになってしまうリスクが高いので、できれば、購入してくれる可能性が少しでも高いユーザーに絞り込んでメルマガを配信した方が賢明です。そこで、獲得したアドレスをこの機能を使ってターゲットを絞り込むことで、高い費用対効果で新規ユーザーにアプローチできる可能性が高くなるという訳です。メルマガを配信するためにはコストが掛かりますので、配信件数が数万件に及ぶと配信コストだけでかなりの出費となります。「メルマガは配信数ではなく、質」なので、できることならばスマートに顧客獲得の戦略を実践したいです。そのためのツールとして「特定ジャンルに興味のあるお客様へ送信」機能を活用する価値は十分にあると言えます。

 

 

 

 

※注意事項

購買に転換しそうな見込み客を効率よく絞り込めるこの機能ですが、自社のメルマガ登録しているユーザーにしか送信できないという制限があります。絞り込んだカテゴリーの対象ユーザーすべてにメールが送信できる訳ではありませんのでご注意ください。