楽天メルマガ週一回無料化が復活!
Date:2015.09.15
2015年4月より、RMS経由で配信するメルマガがは「原則、全て有料化」になりました。それまでは一週間に一回だけ無料配信枠が設けられていましたが、これも有料化に伴い廃止となってしまいました。更に、配信単価は1通あたり最低0.3円だったのが0.75円/通(一律)となり、実質コストアップに繋がった店舗様も多いことでしょう。
メルマガの配信数が減った分、質が高いメルマガだけがユーザーの元に届くようになったことは事実です。しかし、メルマガを販売ツールの軸として活用していた店舗様にとっては、コスト的に大打撃だったことは間違いないでしょう。根本的に売り方や顧客へのアプローチを検討し直す必要に迫られた方も少なくはないはずです。
ところが、2015年8月末より少し風向きが変わってきました。条件付きではありますが、メルマガ週一回無料化が復活したのです!
週1回無料配信の概要
2015年8月28日から開始された「新週1回無料配信サービス」は、過去の無料配信サービスと多少異なります。それは、「配信対象が購入者」に限られること」です。新しく導入された無料配信サービスは、メルマガ配信リストを作成する際、最低でも過去に1回以上その店舗で購入したユーザーにしか配信することが出来ません。逆に、購入回数が1回以上であれば、それに追加する形で購入回数、性別、会員ランクや都道府県などを自由にセグメントすることが可能です。
週1回無料配信カウントの基準
それでは、週1回無料配信はどのようにカウントされるのでしょうか?週に2回以上メルマガを配信した場合は、無料配信の条件を満たした送信開始時間が一番早い配信が無料の対象となります。また、送信日時が同じ日時のメルマガを2通以上配信した場合、発行されるR-Mail IDが若いメルマガが無料の対象となります。無料の対象となる配信分につきましては、配信完了日の属する月から請求が除外されます。なお、購入者以外のユーザーに対して配信したメルマガに関しては、当然のことながら無料配信の対象外となりますのでご注意下さい。
無料配信分の確認方法
以前はRMSのR-Mail配信メニューより、有料配信分と無料配信分が一目で分かるようになっていました。ところが、2015年9月15日現在、R-Mail配信メニューから有料配信分と無料配信分の区別がつかない状態となっています。楽天市場からの請求書では、無料配信分の金額がマイナスされて記載されてくるものと予測されますが、可能であればRMSより確認できた方が分かり易いです。今後、メニューの改善が期待されます。
効果的な活用法
「原則、すべての配信が有料」から「週1回の配信は無料」に戻りました。メルマガは店舗とユーザーを繋ぐ大切な架け橋です。たとえ、週に一回の配信であったとしても、全く配信が無いことと比較すると、店舗に対する消費者の意識は大きく変わってきます。できることであれば、消費者が店舗で取り扱っている商品が必要と思ったときに、お店のことを思い出してもらえるためのリマインドツールとしてメルマガを活用したいです。
今回の週1回配信無料化のポイントは「購入者限定」であるということ。メルマガの配信件数を増やすためには、購入経験者をコツコツと増やしていく必要があります。お試し商品であっても、低単価の商品であっても、購入さえしてくれれば、その顧客は無料配信リストとして追加されていきます。とりあえずは、初回購入へと導くために割引クーポン、送料無料クーポンなどを活用して、最初の1回の購入をしてもらえるように心掛けましょう。メルマガの購読を解除されるとメルマガを配信することは出来ませんが、それでも、初回購入者を上手に増やしていけば、配信可配信リストの数は徐々に増えていくはずです。「購入者配信」の仕組みを上手に活用しながらメルマガ購読者を着実に増やしていきましょう!
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