【2年で年商161%増加!】商品ごとにKPIとアクションプランを設定し起きた変化とは?

株式会社中村屋様

1901年創業の老舗、新宿中村屋は日本で初めてクリームパンを販売した会社です。現在は、中華まん、カリー、菓子なども製造販売しており、中でも中華まんは人気を博しています。

新宿中村屋では、自社EC運営と楽天店の運営を自社従業員が行っていました。イベント施策を中心にECを運営しており、一定の成果を上げてはいたのですがある時を境に売上が頭打ちに。

今回は、新宿中村屋のEC運営においての課題や、ネットショップスタジオが参謀として参画することで解決できた課題、今後の期待についてお伺いしました。

- これまでの御社でのEC事業の取り組みについて教えてください。

環境変化に対応した新しい販路の構築として、2008年に自社ECを、2013年に楽天店をそれぞれ立ち上げました。ECサイトの運営は社内の従業員のみで行っており、売上目標を実現するために、さまざまな魅力的なイベントを企画し、当初は想定通り売上が伸びていったのですが、ある一定の売上を達成した後、成長が鈍化し、従業員が業務に追われる状態になっていました。更なる施策を打とうとしても手が足りません。そんな折に、ネットショップスタジオさんとお会いする機会があり、提案をお願いすることにしました。

- ネットショップスタジオにお声がけいただき、ありがとうございます。ネットショップスタジオからの提案の印象についてお聞かせください。

商品ごとに3C分析を行い、攻めやすい市場に優先順位を付けてもらいました。それに応じた商品ごとのKPI、必要な広告費用を設定することで、今度はそのKPIを実現するためのアクションが定まり、社内において負荷が大きい割には売上に繋がりにくい業務を、明確な基準をもって削っていくことができました。

- ネットショップスタジオの支援開始後、成果はどのように推移していますか?

結果的には取り組みを開始して2年目の年間売上が、ネットショップスタジオさんと取り組む前と比較して161%の伸びを記録しました。

- ネットショップスタジオの支援についての評価をお聞かせください。

自分たちでだけでは更新で手一杯ななか、楽天に合わせたやり方をするとこんなに伸びるのかと思いました。
ネットショップスタジオさんは、商品登録やページ制作、メルマガ配信など楽天のスペシャリストとして安心してまかせられる上に、それらをスピーディーに対応してくれるので助かっています。
また、売れ行きが先細りになるとばかり考えていた製品を外部からの客観的な目でみて、ページを改善するなどして人気商品に育ててもらいました。
楽天の運営はわからないことも多く、自社従業員だけでは施策をやりきれていませんでした。ネットショップスタジオさんに、コンサルに入ってもらってから、一つ一つの施策をしっかり実施できるようになり、その結果が数字(売上)につながっています。
これまで細かい作業にとられていた時間を、商品開発などにまわせるようになりました。

- 今後の期待をお聞かせください。

楽天店でお客様が書いてくださるレビューが、私たちの励みになっています。レビューの文面からお客様の姿を伺うことができ、美味しく召し上がっていただいていたり、大切な方と食べていただいていたりなど、レビューを見ていてとても嬉しい気持ちになります。
だからこそ、画面越しにいるお客様と、インターネットを介してもっと関係を深めていきたいと考えています。今後は、オンラインショップ発信でオリジナル商品の企画等も行っていきたいです。
地方では百貨店閉店など販売店の減少により、ネットで購入するご年配のお客様も増えています。全国どこでも中村屋の商品が買えるオンラインショップの利点をアピールしていきたい。また、若い世代にも訴求をして、中村屋の名前をもっと広く知ってもらいたいです。